10日で習得!VBA入門②-VBE-

VBA入門
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みなさん、こんにちは。

前回は「マクロの記録」について紹介しました。

10日で習得!VBA入門①-マクロの記録-
マクロVBAを使って同一シート内のデータ処理を自動化するために必要なVBAスキルを習得できます。VBA初学者が読み進めて、添付のレジュメを使って一緒に手を動かしながらVBAコードを記述していくことで、自分のペースでじっくり確実に習得することができます。

今回は、VBAを記述するための準備と実際にVBAコードを記述していきたいと思います。

効果的に学ぶための学習用Excelファイルを準備しています。ダウンロードはこちらから↓

マクロVBA入門講座|ワイエム
「ブログ記事とオリジナルレジュメを使ってマクロVBAの基礎を学ぼう!!」ということで、ブログにてVBA基礎の習得を目指した記事をアップしていきます。最終目標は”私がVBA習得のきっかけとなった”YouTubeチャンネル:Mr.ラビットのにょきにょきパソコン講座にて題材となってパズルを作成することです!!YouTubeを...
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VBE(Visual Basic Editor)を立ち上げる

VBAを記述する場合、Excelに付いているプログラムを書くためのVBE(エディター)を立ち上げます。

「開発」タブ→「Visual Basic」(ショートカット:[Alt]+[F11])→VBE(エディター)の表示

  1. メニューバー:操作メニュー
  2. ツールバー:よく使う機能のボタンが表示される。(「表示」タブ→「ツールバー」から表示するツールバーを選択)
  3. プロジェクトエクスプローラー:開いているブック、含まれるシート、標準モジュールなどが表示される。
  4. プロパティウィンドウ:プロジェクトエクスプローラーで選択している項目の詳細が表示される。
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モジュールとプロシージャ

VBAを記述するためには、モジュールを立ち上げます。

モジュールとは?

マクロを書くシートのことです。

「ユーザーフォーム」「標準モジュール」「クラスモジュール」があります。
基本的には「標準モジュール」というモジュールを使います。

「挿入」タブ→「標準モジュール」を選択

プロシージャ(実行単位)

マクロのプログラムはプロシージャ(実行単位)に書きますが、書き方としてSubEndSubの間にプログラムを書きます。

Subの後にプログラム名(下画像であれば「テスト」)を書いてEnterを押します。

()は自動的に表示されます。

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MsgBox関数

それではプログラムを書いてみましょう。

VBA関数のMsgBox関数を使ってメッセージ画面に文字を表示しましょう。(下図のような感じです。)

※VBA関数とは・・ワークシート上で使う関数ではなく、VBA専用の関数です。

コードの記述

①SubとEndSubの間に左クリックでカーソルを持ってくる。

②「Tab」キーを押す(通常、字下げしてコードを見やすくします。)

「MsgBox」を入力して、半角の”(ダブルクォーテーション)の間に表示する文字を入力します。

Sub テスト()
    MsgBox "おはよう"
End Sub

マクロの実行

「Sub/ユーザーフォームの実行」(上の赤枠)をクリックまたは「F5」キー

現在、アクティブなワークシート上にメッセージボックスが出現します。

ステップイン(F8)

カーソルがプロシージャ内にあることを確認して「F8」(ステップイン)でコードを1ぎょうずつ実行できます。

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VBEオプション

VBAを記述するに当たって、スムーズに記述するためのVBEの設定です。

  • 自動構文チェックを外す・・・自動構文チェックがあると、度々アラートが出現して時間のロスになる。
  • 変数の宣言を強制するにチェック・・・変数のミスを発見しやすくなる。

※変数については、別記事で説明します。

VBEの「ツール」「オプション」編集タブ

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まとめ

今回は下記について紹介しました。

  • VBAを記述するための準備
  • モジュールとプロシージャ
  • MsgBox関数
  • マクロの実行とステップイン(F8)
  • VBAを記述しやすくするためのVBEの設定

次回はVBAのオブジェクト、プロパティ、メソッドについて解説します。

お楽しみに!!

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