どうも管理人です。
先日、windows10PCでファイルサーバーを構築したところですが、今回はwindows10の標準機能の自動バックアップ設定について解説したいと思います。
もともとファイルサーバーを構築した目的のひとつにデータのバックアップという目的がありました。
データ保存しているHDD自体が破損してしまった場合などに備えて、物理的に違うHDDへのバックアップを自動化します。
ドライブの選択
「スタート」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」→「ドライブの追加」と進みます。
ドライブの追加をクリックすると、バックアップ保存先の候補が表示されます。しかし、ローカルディスク以外を保存先としたい場合などは候補に表示されない場合があります。その場合、ボックスに「ネットワーク上の場所をすべて表示」があればそちらをクリック→ドライブを選択します。
ドライブが表示されない場合は下の「その他のオプション」をクリックします。バックアップオプションが表示されます。
バックアップオプション:「詳細設定の表示」をクリックすると、下の画面に移ります。「ドライブの選択」をクリック。
「利用できるドライブ」が表示されています。※ここがバックアップ先のドライブ候補です。この一覧にない場合は、「ネットワーク上の場所をすべて表示」をクリックすると、表示されます。
それでも表示されない場合は、「ネットワークの場所の追加」をクリックして、エクスプローラーの中の候補から選択することになります。
「既存のバックアップを選択してください」に表示されているのはバックアップ元(バックアップされる側)のPCです。
選択したら「OK」で完了します。
バックアップオプション~バックアップフォルダの追加・除外~
①「フォルダーの追加」
バックアップするフォルダを選択します。デフォルトでバックアップ対象のフォルダーが一覧で表示されていますが(ミュージック、ビデオ、カメラロール、検索、ピクチャ、デスクトップ、OneDrive、アドレス帳、「internetExplorrer」お気に入り、リンク、OneDrize、3Dオブジェクト,リンク、Windowsアドレス帳、ダウンロード履歴、ドキュメント)、バックアップができないファイルが含まれている場合には、自動バックアップされません。
私の場合は何度やってもバックアップできなかったため、バックアップするフォルダーを絞ることで解決しました。
②「除外するフォルダー」の追加です。
バックアップ一覧の中で、バックアップする必要のないフォルダーに関しては、除外することができます。
③今すぐバックアップ
自動バックアップの実行を1時間、3時間などに設定できますが、こちらをクリックするとその名の通りバックアップが始まります。バックアップ対象フォルダーが間違いなくバックアップされるか確認する場合なども便利かもしれません。
④ドライブの使用の停止
こちらは、バックアップ保存先を変更する場合などに使用します。バックアップドライブの停止です。
※こちらをクリックすると選択していた①バックアップ対象フォルダ一覧がリセットされます。
現在のバックアップからファイルを復元
バックアップオプションを下にスクロールすると「現在のバックアップからファイルを復元」があります。
復元させたい場合は、復元したいデータを指定したうえで、下の緑のボタンをクリックします。
左向き・右向き三角は、前後の復元ポイントに移動します。
まとめ
自動バックアップの設定方法を簡潔に紹介しました。
普段、バックアップをおろそかにしてしまうとハードディスクが故障したタイミングでデータが消失してまうケースがあります。
データが消失してしまった後は、すごく後悔しますよね。
バックアップを手動で行うのは、なかなか手間なので、こういったwindows10の自動バックアップ機能を強くおすすめします。
コメント