こんにちは!管理人です。今回は、経理業務の方におススメのExcelの本を紹介したいと思います。
因みに私の肩書はPCインストラクター、Excel業務受託です。
今回、ご紹介する本は「経理のためのエクセル基本操作ち活用戦略がわかる本」です。
私は経理担当者ではありませんが、Excel業務での正確性、効率化、スピードなど大変参考になったので紹介します!
この記事の対象者はこちらです。(「経理のためのー」という書籍なので当然ですが。。。)
対象:経理担当者。自分の業務と重ねて改善点がわかると思います。
タイトルの通り経理業務に携わる人の本です。エクセルの技術書というよりは
日々の経理業務の中でのファイルの管理方法(保存場所の工夫やファイル名・フォルダ名を整理するための工夫)関数、基本マインドなどがメインの書籍です。
経理業務のためのガイドラインの参考書です。
こんな関数がありますよ!データベースの管理にはこのようなエクセル機能がありますよ!ボタン操作は・・といったものではありません。
経理担当者が持っておくべきマインドを基本にしたエクセル操作や方法が具体的に述べられています。
1章
1章では経理の業務フローでのお作法、経理業務が求められものを述べています。「作る」では速さ、「使う」、「見せる」わかりやすさを柱にその心得の概論です。
2章
2章では「他の人が後からエクセルファイルを見ても確認することができる技」です。
入力ルール(複数シートは同一のフォーマットで入力)つまり参照しやすくるため。
マスターオブマスターデータの作成(全てのマスターデータを一元管理できるマスターデータの作成)効率的な管理のためのファイル操作、シート操作、グルーピングの方法です。
エクセルの機能の具体的な活用方法
セルの塗りつぶしでのカテゴリー分け
条件付き書式の活用
経理業務(作る、使う、見せる)のそれぞれの段階で活用できる関数(Vlookup,sumif,netwaorkdays・・・)などです。
主な関数
段階
作る
Vlookup,hlookup,days,networkdays
使う
sum,count,avarage,sumif,countif,rank,countif,rank
見せる
iferror,round
技術書ではなくノウハウなので、関数の引数はまず○○みたいなものではなく、こういう場面ではこういう関数を使えますよという紹介です
関数は勉強していて知識がある人でも業務での活用方法を具体的に思い描けない人はとても参考になります。
また、表示形式やタブ操作などの紹介もあります。
3章
「無形テクニック」の紹介です。
この章では、経理業務に活用できる具体的なエクセル操作の紹介です。
各種ショートカット
数字チェックに使える便利技
置換・検索
データの入力方法など
入力のコツ
目新しい機能は無いのですが、経理としてそれをどう活用していくかを具体的にしています。
4章~6章
ミスをなくすテクニック
チェック方法
部門内で押さえておきたいExcel
「正確性」「最新性」「発見可能性」のもとにファイルやフォルダを取り扱っておくこと。
つまり、誰が確認してもわかりやすく見つけやすくするためのコツが紹介されています。
経理業務で言えば、科目の名前をそのままフォルダ名にしてしまう。
最新版:作業が進行している途中で、最も新しいもの。
最終版:作業が終わった段階で、最後に作られたもの。
主に整理するためのフォルダを用意して、最新版や最終版以外のファイルがある場合はサブフォルダとして「履歴フォルダ」「元データ」「提出済」フォルダを用意しておく。
ミスをなくす。
そして、報告書に活用するためのExcel戦略です。
まとめ
本書籍の内容の要点をまとめてみました。書籍購入を検討しておられる方、自身の経理業務の改善で悩まれている方、是非参考にしてみてください!
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