みなさん、こんにちは。この度、人材開発支援助成金(特別育成訓練コース)の有期実習型訓練の支給申請を行ったので、厚労省の記入例に沿って簡潔に解説したいと思います。
↑の厚労省ウェブサイトに支給申請様式とともに記入例もダウンロードできるようになっています。
下のチェックリストの順に、解説付き記入例に補足を付けて説明します。 ※賃金台帳等の社内書類は省略
申請書類記入例
1支給申請書
2支給要件申立書
支給要件確認申立書については、様式の変更が頻繁に行われます。申請のタイミングで最新のものを使用しないと再提出になってしまいます。
4特別育成訓練コース内訳
特別育成訓練コース内訳については、チェックリストの「5賃金助成及び実施助成の内訳」と「6経費助成の内訳」を記入してから、記入していきます。5と6を集約したものがこの特別育成訓練コース内訳になります。
5賃金助成及び実施助成の内訳
この様式については、訓練日誌の時間を確認して記入します。
6経費助成の内訳
経費助成については、令和3年12月21日より改定されています。
≪変更後≫経費助成の上限金額は上がっていますが、訓練者を訓練後正社員に転換して、更に会社として生産性要件を達成していないと100%受給にはなりません。※計画届を令和3年12月21日以前に提出していれば、適用にはなりません。
7,8実施状況報告書(訓練日誌)
OFF-JTについては、訓練機関ごとの作成です。
12ジョブカード様式3-3-1-1
評価に「C」があるとあまりよろしくありません。「B」以上を目指しましょう。
総評・コメントもしっかり記入します。
13承諾書
訓練を行う者が不正受給に関与した場合に連帯責務を負うこと等についての承諾書です。OFF-JT外部訓練の訓練機関の協力が必要です。
まとめ
チェックリストの様式を簡潔にまとめてみました。一番重要なのは訓練日誌です。訓練の内容をしっかり記入して、申請を行いましょう。
また、本助成金後にキャリアアップ助成金(正社員化コース)を活用すると更に効果的です。通常の助成額57万円にさらに95,000円が加算されます。※9.5万円加算は令和3年12月21日より
是非、参考にしてみてください。
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